四十肩や五十肩の痛みの原因と運動

四十肩や五十肩の痛みの原因と解消のためのオススメ運動

 

年齢を重ね40代や50代にもなると、四十肩や五十肩の痛みに悩む人が多くなってきます。ちなみに、病院の外来で「肩が痛い」と言って受診する方の半分くらいは、四十肩や五十肩だそうです。

 

この四十肩や五十肩というのは、肩関節周囲炎と呼ばれるもので、肩の関節が年を重ねるにつれ、変形して炎症が起きるために痛みが発生するというのが原因のようです。もっとも最近では、四十肩や五十肩どころか、若い20代の方が肩関節周囲炎を発症することも珍しくないらしく、二十肩と呼ばれる人も増えてきているそうです。

 

ところで、四十肩や五十肩の痛みだと思って、実際に病院で診断を受けたら、頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)だったという事例もあります。この頸肩腕症候群とは、肩や首、腕や手などに痛みやしびれなどの症状があって、初期の頃は、四十肩や五十肩のような痛みがあるそうです。

 

ですから、自己診断だけでなく、四十肩や五十肩のような痛みが長く続く場合には、早めに病院で診察を受けて、しっかりとした診断と治療を受けられることをおすすめします。

 

それではここからは、四十肩や五十肩の痛みを解消する運動として、以下の2つのエクササイズをご紹介します。

 

1.まず最初に、1キロぐらいのダンベルを1個と椅子を一つ用意します。(ダンベルがなければ、500mlのペットボトルなどでもOKです。)
2.両足は前後に軽く開き、ヒザを曲げずに両足を伸ばしたまま腰を曲げて、椅子に右手を付き、左手にダンベルを持ってその重さで自然と腕を下に下げます。この時、両方のヒジも曲げないようにします。
3.その状態から、肩の関節を意識しながら、ダラリと下に下げたダンベルを持った左手を前後左右にゆっくりと動かします。
4.左手が終わったら、右手にダンベルを持ち替えて同じ要領で、左右それぞれ10回行いましょう。
5.次は、ダンベルと椅子など何も使わない運動です。まず、両足を開かずに真っ直ぐ背筋を伸ばして立ち、両手も体に付けて、「気をつけ」の姿勢をとります。
6.その姿勢から、両ヒジを伸ばしたまま両腕を横に肩の高さまでゆっくりと真っ直ぐ上げ、その状態で3秒間キープします。この時、痛みで肩の高さまで上がらない場合は無理をしないで、上げられる高さまでにし、徐々に痛みが和らいで来たら、少しづつ肩の高さまで上げるようにしましょう。
7.今度は、そこからゆっくりと元の「気をつけ」の姿勢に戻します。この動作を、10回繰り返します。

 

このような2つのエクササイズを行うことで、四十肩や五十肩の痛みが徐々に解消して行きます。ただし、こうしたエクササイズも個人差がありますので、痛みが続くようでしたら無理をしないで、早めに病院で受診されることをおすすめします。